いかにももっともで、非の打ち所がないように見える論理ほど疑ってかからなければならない。なぜなら、そこにこそ悪の狡知が集結するからだ。
能書きっていうんでしょうか、
ご託宣っていうんでしょうか、
よそいきの衣装を着て、襟を正し、ネクタイを締めなおして、彼は語り始めます。
何をって?
正論をです。
へそ曲がりっていうんでしょうか、
偏屈っていうんでしょうか、
なんと思われようが仕方ありません。
いやあ、嫌いなんですね。
その正論が・・ではなく、
正論を滔々と語る人がです。
だいたい、正論を立てなければならないという時点で、それは他の意見を論破するという動機があるわけで、それは実は貴重な正解を潰すことにもなりかねません。
なぜなら、正論はすでに死んでいる意見だからです。
というのも、異論を差しはさむ余地のない意見というものは、とかく当たり障りのない定説か常識であることが多く、眠りを誘うことが多いもの。
他方、突っ込みどころがある意見は、まだしも聞くものをして正気に立ち返させる効能があるというもの。
すなわち、そこには伸びしろがあり、含蓄すらあるわけだ。
つまり、余白を残している意見というものは、正論以上に現実に即しており、正解に近いのかもしれない。
よって、世の中は、
正論か
はたまた邪論か
の二つに分類できるだろうし、
もし論を挙げるというのであれば、邪論とまではいわずとも、未完成な推論であるか、誰しもに明らかである極論であるか、筋道の危なっかしい曲論である方が望ましい。
もし、仮にそうでなかったとしても、気負ってしまっては墓穴を掘る。
くねくねと、山道を行った方がかえって近道だ。
自らに対してはそんな控えめな態度であることがいいのだ。
多くの人はこうするだろう。
論理だてて、コト分けて、嚙み砕いて、なるべく無難に・・
これは大変にまずい。
ここが大事なところだ。
なぜなら、悪党も同じことをするからだ。
世間を騒がす雑魚ではなく、巨悪の中枢にいる連中は、何が正解でどうすれば平和が訪れるかを知っている。(でなくて、どうして戦乱や殺戮が可能なのか?)
おそらくは、あなたはや私よりもそれを深く知っているかもしれない。
名探偵であればあるほど、悪党の腹の内が見えているように・・
さらには、やれと言われれば悪党以上の犯罪が可能なように・・
平和のカギを握るものが、実は悪の何たるかを熟知しているのだ。
(余談になるが、なるほど悪党の親玉たちは元々は堕天使だったという説も頷けるではないか?)
だから連中は、忍び足で近づいてきては、慎重に、笑顔で、さわやかに、ジョークを交えて、話し始める。
何を、どうすれば好感が持たれるかも、残念ながらあなたや私よりも熟知しているからだ。
言い換えれば、どのような言動に我々一般大衆は嫌悪感を示し、反発するのかもおそらくは臨床事例付きで、検証済みだろう。
連中はそうした外面(そとづら)を取り繕うことに長けている。
たとえ中身がスカスカであろうとも、そうした方策で周囲を説得したり騙したりしてきたし、またそれが功を奏してきた。
印象操作やキャラづくりは大したもの。
そのようにして連中は、誤誘導であらぬ方向に私たちを持っていくのだ。
(おっと、誤誘導は言葉の誤りで、それは確信犯だがね)
私たち一般大衆はそこまでお人好しで、判断力が鈍く、長いものにはただ巻かれるだけだ。なぜなら、私たちの多くがそんな本質から大きく逸れたつまらない芸能やら、スポーツやら、ゲームやメディアに首ったけになっているからだ。(スマホ中毒はその病症である)
そう、そんなことは身近な政治においてはとりわけ顕著だろう。
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| 「えー、高い場所から失礼いたします。・・」 |
例えば
ワンワールド
という考え方がある。
いったい、これは正しいのかそうではないのか?
であるが、言うまでもなく元来それは、世界政府で統治してこの地球をよりよい星にしていこう的な素晴らしい考えである。
また、もっと身近には、
共産主義
がある。
貧富の差なく、世界人類が平等に暮らす。
いずれも、人類がそうした麗しい理想を実現することは、ついぞかなわなかった。
それら理念は、完膚なきまでに退廃し、腐れはて、まったく異質なものとして地に落ちたことはここで言うまでもないだろう。
なぜなら、悪もまたそれを目指すからだ。
悪が混入し、権力や金の力で周囲を絡めとっていき、同化し、しまいに表向きそれを提唱しつつ実態は似て非なる悪徳の巣窟としてわがものにする。
昨今では、「グローバリズム」の弊害を云々する論客が増えてきて、「アンチグローバリズム」が一種の正義として市民権を得始めた。
当のグローバリストたちがこれに目を付けないわけがないではないか?
彼は、愛国者を装い、こぶしを挙げつつ民衆を煽る。
そうして真の愛国者らと同調しつつ、ここぞというときに梯子を外す。
そんな事例はそこかしこに見られるではないか?
あなたは、例えば政策論争のような場合、いかにしてこの国(例えば日本)をよりよく住みやすく豊かな国にするのか、について与野党が喧々諤々意見を交え、国民の意思を確認して法案を決議したりして、ベストを尽くしているとお思いだろうか?
それとも、ある政党は愛国心に燃えて真摯に国の未来を考えているが、その他は出鱈目だとお思いだろうか?
しかし、実際はそれどころではない。
連中がこぞって、まったくそんな建設的な展望など微塵もないとしたらどうだろう?
みなさんそれぞれが拠り所とする政治理念や様々な支持する政策などがあるだろう。
しかし、それらが意図的に相互に分断させ、敵対させるための餌であったとしたらどうだろう?
政治、その周辺にまともなものはおらず、政治のシステムそのものが一国を没落させるための装置に過ぎないとしたらどうだろう?
陰謀論?😆
考えすぎ?😂
いや、それこそが
ワンワールド=グローバリズムの完成であることは自明である。
いったい何事が起きたのか!
良くなるための試行錯誤や論壇ではなく、
意図的に悪くして国力を削ぐための施策のあれこれである。
それをやれ与党・野党だ、民主党・共和党だ、タカ派ハト派だ、右だ左だ、グローバリズムだ愛国主義だ・・とやっているだけの茶番。
同じ穴のムジナ。
試しにYouTubeの政治系番組を観てみたまえ!
日々、針小棒大、誇大なキャッチが飛び交うなか、ふたを開けてみれば(つまり内容を観てみれば)別段大したことに触れず、実際は何ら変わらないではないか?
え? サムネ詐欺?
そんなんばっかり!
娯楽番組ならまだしも許せるが、これではまさしく政治系娯楽番組、バラエティーに過ぎない。
嘘ばっかり!
全部嘘‼
いやいや、本体も詐欺でサムネも言動もすべて詐欺と気づくまでには、それからまた数日かかるのだろう。
よく「心にもないことを平気で言う」という。
また、「その口でよくぞそんなことを言えるもんだ」という。
それ自体嘘つきである。
はなから「よくしよう」という気が毛頭もないものに、何を期待するのか?
「それはおかしい」「それはいけません」
???
最初からおかしい頭でいけないことを正しいと思い込んでいるものどもに、何をかいわんやである。
まともに取り合うことで、さらにドツボにはまってゆく。
まずはそこに気づこう。
偶々ババを引くようなことはない。
それははなから仕組まれたカードなんだ!



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